鋼管の接合(フランジ接合)(2)
1.フランジの接続 1)フランジの接続部は、引張り、曲げ応力がかからない位置に設けるか、支持をとることにより応力をかけないようにする。 2)接合には、適正材質、厚さのガスケットを介し、ボルト、ナットを均等に片寄り締め付ける。 3)蒸気管の場合は、ガスケット面には植物性油に光明丹又は黒鉛を混ぜたものを薄く塗布する。
鋼管の接合(フランジ接合)(1)
1.溶接フランジ接合 1箇所を仮付けし、定規を用いてフランジ面が管に直角になるように合わせて3、4点仮付けしてから本溶接する。 図1 フランジ接合
鋼管の接合(ねじ接合)
1.おねじ・めねじの油汚れを落とした後、ねじ部に接合材を塗布し、ねじ込む。 2.工具は、その管径に適合したパイプレンチ・スーパートン・チェントン等を使用し、固締めや締め不足のないようにねじ込む。 3.ねじ込み後の残り山数は2、3山程度を標準とし、その部分にはさび止めを塗装する。
塩化ビニル管の接合(接着接合)
1.管端面は専用工具を用いて内外面とも面取りを行い、差込み深さをマークする。管内外の規定幅に接着剤を塗り、マークのところまで確実に差込み、規定の挿入時間を保持し、抜け戻りがないようにする。 呼び径65A以上の場合は、専用の挿入機を使用し、接合するものとする。