ALCパネルの配管貫通(屋内防火区画)
天井内・シャフト内等の隠ぺい部で、ALCの防火区画を配管貫通する場合。貫通部をモルタル充填する場合、貫通部をロックウ-ル充填する場合、開口補強なしに穴をあけられる位置を図解。ALCの穴明け手順。
モニタ管の取付
1箇所に2本以上のモニタ管を設けることが望ましい。モニタ管の両端はフランジとし、容易に取はずすこどが出来るものとする。モニタ管はスペアを必ず用意しておく。定期点検時にモニタ管を取はずして点検し、異常が発見された場合には、切開して腐食の定量的な確認をすると共に、延命の為の対策を検討する。
配管の防水床貫通
ちゅう房等のように水洗い・水流しが行われる床を貫通する場合。1.原則:防水床の貫通は出来るだけ避ける。防水層とスリーブとの収まり、防水層の下地や養生等の要否及び仕様については、その工事ごとに建築担当者と協議する。
配管の地中外壁貫通
適用範囲:外面ライニング鋼管又は鋳鉄管の貫通の場合で、かつ外部ピットが設けられず止むを得ず埋設配管を行う場合。銅管・ステンレス管等の肉薄管は地中埋設とせず、外部がピットのときのみこの貫通法を使用する。