１．目的
装置単体及びシステム全体を運転し、設計図書通りの性能が確保できるかどうかチェックし、調整を行い、温度、湿度、風量、騒音に関しては合否基準を定め、合判定となる様調整する。
１）機器単体 個々の確認
(1) 作動チェック
(2) 温度・流量・圧力・電流値等
(3) 騒音値
２）システムの測定 全体の確認
(1) 作動チェック
(2) 温度・流量・圧力・電流値等
(3) 騒音値
３）室内環境の測定 環境性能の確認
(1) 温度 合否基準値 夏期、冬期共 設計値±1.0℃
(2) 湿度 合否基準値 夏期、設計値±10％・冬期 設計値±10％
(3) 給気・還気・排気量 合否基準値 各吸込、吹出口で設計値以上又は各系統で設計値以上でかつ個々の風量が設計値±10％(排煙を除く)排煙風量は設計値以上
(4) 騒音値 合格基準値 8:00～19:00 dB(A)敷地境界線上における騒音値
(暗騒音値dB以下時) 上記時間以外 dB(A)敷地境界線上における騒音値
(5) じんあい 合否基準値 居室のじんあい量0.15mg/ｍ3以下
上記の測定記録をとり、引渡し時の性能を確認するとともに、引き渡し後の保守上の資料として活用出来るようにまとめるものとする。
２．主たる設計条件（表１：熱源供給条件・表２：居室温湿度条件）
■Jw_cadファイル.zip（4.95 KB)
