1.適用範囲:床置タンクから吸い込む場合。(消火ポンプを除く)
2.仕様及び施工法(図1 ポンプ廻り配管(地上受水タンク)による。)
3.注意事項
1)可とう用継手:材質はテフロンまたはゴム系のものとし、かつ予想される変位による応力を吸収できる長さによる。可等継手とタンクの取付け位置の関係は「受水タンク廻り配管要領」の項に準ずる。納まり上止むを得ず可とう継手との間に単管を入れる場合は、その単管の変位が、タンクと同じになるようタンク側から単管の支持を強固にとること。
2)防振用継手:材質はテフロンまたはゴム系のものとし、直管フランジ形とする。バネ定数は目安として50以下のものを選定する。
3)圧力計:圧力計はブルドン管式(JIS 7505)とし、丸形で径100φとする。目盛は最高使用圧力の2倍とする。
4)管固定:可とう用継手及び防振用継手の近傍で配管を固定し、変位をポンプやタンクに伝えないようにする。
5)タンクの保守:床置き受水タンクの周囲保守スペースは国土交通省告示1597号によれば600mm以上となるが、都の行政指導では上部スペースを次のように指示している。「上部については1,500mm以上の空間を確保する。ただし、タラップがマンホールの直近に設置されている場合は上部の空間は1,000mm以上でさしつかえない。また、マンホールを梁下に設置しないように注意する。」
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155-ポンプ廻りの配管(2)
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