計装工事 可とう電線管(PF-S管)工事(1)

1.配線工事
1)切断は電工ナイフ等で管軸と直角に切断し、端口はなめらかとし電線の被覆を損傷しないようにする。
2)接続は可とう電線管を附属品に十分挿入後ビスでしっかり固定する。(ワンタッチ継手の場合は、挿入代を確認し挿入する。)
3)曲げ半径は管内径の6倍を最小とし、管の屈曲は3ヵ所を超える直角やこれに近い屈曲箇所を避ける。
4)打込み配管は、内径28mm(呼び28)までとし、出来る限り配管の集中を避けるようにする。
5)コンクリート内集中配管とするときには、建築物の強度を減少させない様に配慮し、コンクリートが配管廻りに十分廻る様に管相互の間隔は30mm以上離す。
6)二重筋の上筋と下筋部分における可とう電線管の交差は、踏みつけによる圧縮の影響を受ける為、上筋と下筋の重なり部分よりずらして交差配管をする。
7)配管はなるべく鉄筋に平行して配管し、配管の支持間隔は一重筋で500mm二重筋で1,000mmを標準とし、管相互及びボックス等との接続箇所は、その接続点より300mm以内で結束支持する。
8)梁に沿わせて配管する場合は、梁面より100mm以上離して配管する。
9)壁内は縦配管とし、横走り配管はなるべく避ける様にする。
10)露出配管においてサドル等で支持する場合は、その支持点の距離を1,500mm以内とし、かつ、その支持点は管端及びボックスの接続点のそれぞれ近くの箇所に設ける。
11)ボックスには、十分に容積のあるものを選定する。
12)外壁及び屋根スラブには出来るだけ打込み配管を行わない様にする。

 

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