蒸気ヘッダー(ボイラ廻り配管)

1)ヘッダー径は、流入管が1本の場合は流入管の2サイズ大きい径とし、流入管が2本以上の場合は、流入管の断面積の和以上の断面積を有する直径とする。 2)弁ハンドルの間隔は約100mmとする。 3)弁ハンドル中心高さは、床上1,300~1,500mm程度とする。 4)ヘッダーの中心にダートポケットを設け、トラップをつける。 5)予備タッピングを設ける。 6)蒸気ヘッダーは圧力、容積によって、第二種圧力容器となる場合があるので、注意する。

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還水槽(ボイラ廻り配管)

1.通気管は、安全な場所まで導く。(ただし、煙道は不可) 2.タンクの低水位置は、ポンプ吸込口より必ず高くする。 3.ポンプの吸込み高さは、図1のように、水温によって大幅に変わる為(80℃以上になると押込しなければいけない)、吸上が高さを考慮して、ポンプの裾付けレベルを決定する。 4.還水管は、水面下まで下げる。 5.補給水管は、ボイラ蒸発量kg/hの2倍を給水出来る管径とする。 6.年間を通して使用する場合は、二槽式とする。

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リフトフィッティング(ボイラ廻り配管)

1.リフトフィッティングは真空還水方式の場合に使用する。 2.吸上管は還水管より1サイズ小さくする。ただし、最小は15Aとする。 3.1段の吸上げ高さは1,500mm以下とする。 4.2段の吸上げ高さは2,400mm以下とする。 5.リフトフィッティングは出来るだけ真空ポンプの近くに取付ける。 6.トラップの直後には取付けない。

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ヘッダー廻り寸法(各装置組立要領)

1)ヘッダー径:ヘッダー径は、最大取出管の管径より、2サイズ以上太い呼び径とする。 2)バルブ高さ:バルブスピンドルの床面からの高さをそろえ、1,300mm程度とすること。 3)温度計・圧力計:蒸気ヘッダーには、圧力計を取付けることを標準とする。 4)蒸気トラップ:蒸気ヘッダーには、中心部にダートポケットを設けトラップを取付ける。 5)伸縮処理:蒸気ヘッダーの場合は、片方の脚をルーズにし、伸縮に対処する。

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冷温水用ヘッダー(各装置組立要領)

1.適用範囲:冷温水用・図1:冷温水用ヘッダー 2.表1の数字は、弁間中心距離 の標準値を示す。 3.Dは、最大となる取出し管径より2廻り以上大きくする。 表1 冷温水ヘッダー取出管芯々距離 ※注:両端鏡板は、JISによる呼び圧力10K鉄鋼製フランジの鋼板製フランジプレートとする。

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フロアーヒーティングの接続要領

1.適用範囲:発熱線とリードケーブルを接続する場合。 2.仕様及び施工法・図1:プラスチックゴム絶縁ケーブル ・発熱線5.7φ、リードケーブル(HVV3.5m㎡ 又は5.5m㎡ )、重ね合せ形圧着スリーブ(P-5.5又はP-8)、ブチルゴムテープ1/2重ね2回巻き、クロロプレン防食・防水テープ1/2重ね2回巻き、ビニルテープ1/2重ね2回巻き 表1:プラスチックゴム絶縁ケーブルの場合の適合リードケーブル及びスリーブ

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トラップ装置 組立要領

1.高圧トラップ装置(図1:高圧トラップ装置) 2.低圧トラップ装置(図2:低圧トラップ装置)・連成計取付口(設計図に示された場合のみ) 図3:ダートポケット 注:1.バイパス管は主管と同径とする。 注:2.ダートポケットの口径は主管と同径とする。 3.フラッシュタンク付トラップ装置(図4:フラッシュタンク付トラップ装置) 表1:フラッシュタンク寸法表(単位mm)

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