空調設備工事編

  • 吊りボルト・ダクト材料・ダクト設備・ダクトの接続
  • 送風機廻り・支持方法・ダンパー器具類の取付・キャンバス継手
  • 風量測定孔・ガラリの接続・フードの製作・各装置組立要領
  • 冷媒配管・配管の貫通・耐震設置・区画貫通・保温工事・計装工事
  • クリーンルーム工事・試運転調整など

空調設備工事の機械設備施工要領書をJw_cadでまとめています。

蒸気用トラップ(ボイラ廻り配管)

1.トラップの選定 [(技術検討)の項を参照のこと] 2.図1のように還水管がトラップより高い位置にある場合の吹上げ高さに注意する。 表1:トラップの吹上高さ|ただし最大吹上げ高さは5mとする。なお、凍結の恐れのある場合は吹上げは使用しない。 3.一般的なトラップ廻りの配管を図2に示す。 1)サーモスタティック式トラップを管末トラップとして用いる場合は、冷却レッグ(約1.2m以上)を設ける。(冷却レッグは保温しない)

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蒸気ヘッダー(ボイラ廻り配管)

1)ヘッダー径は、流入管が1本の場合は流入管の2サイズ大きい径とし、流入管が2本以上の場合は、流入管の断面積の和以上の断面積を有する直径とする。 2)弁ハンドルの間隔は約100mmとする。 3)弁ハンドル中心高さは、床上1,300~1,500mm程度とする。 4)ヘッダーの中心にダートポケットを設け、トラップをつける。 5)予備タッピングを設ける。 6)蒸気ヘッダーは圧力、容積によって、第二種圧力容器となる場合があるので、注意する。

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還水槽(ボイラ廻り配管)

1.通気管は、安全な場所まで導く。(ただし、煙道は不可) 2.タンクの低水位置は、ポンプ吸込口より必ず高くする。 3.ポンプの吸込み高さは、図1のように、水温によって大幅に変わる為(80℃以上になると押込しなければいけない)、吸上が高さを考慮して、ポンプの裾付けレベルを決定する。 4.還水管は、水面下まで下げる。 5.補給水管は、ボイラ蒸発量kg/hの2倍を給水出来る管径とする。 6.年間を通して使用する場合は、二槽式とする。

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リフトフィッティング(ボイラ廻り配管)

1.リフトフィッティングは真空還水方式の場合に使用する。 2.吸上管は還水管より1サイズ小さくする。ただし、最小は15Aとする。 3.1段の吸上げ高さは1,500mm以下とする。 4.2段の吸上げ高さは2,400mm以下とする。 5.リフトフィッティングは出来るだけ真空ポンプの近くに取付ける。 6.トラップの直後には取付けない。

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ヘッダー廻り寸法(各装置組立要領)

1)ヘッダー径:ヘッダー径は、最大取出管の管径より、2サイズ以上太い呼び径とする。 2)バルブ高さ:バルブスピンドルの床面からの高さをそろえ、1,300mm程度とすること。 3)温度計・圧力計:蒸気ヘッダーには、圧力計を取付けることを標準とする。 4)蒸気トラップ:蒸気ヘッダーには、中心部にダートポケットを設けトラップを取付ける。 5)伸縮処理:蒸気ヘッダーの場合は、片方の脚をルーズにし、伸縮に対処する。

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冷温水用ヘッダー(各装置組立要領)

1.適用範囲:冷温水用・図1:冷温水用ヘッダー 2.表1の数字は、弁間中心距離 の標準値を示す。 3.Dは、最大となる取出し管径より2廻り以上大きくする。 表1 冷温水ヘッダー取出管芯々距離 ※注:両端鏡板は、JISによる呼び圧力10K鉄鋼製フランジの鋼板製フランジプレートとする。

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フロアーヒーティングの接続要領

1.適用範囲:発熱線とリードケーブルを接続する場合。 2.仕様及び施工法・図1:プラスチックゴム絶縁ケーブル ・発熱線5.7φ、リードケーブル(HVV3.5m㎡ 又は5.5m㎡ )、重ね合せ形圧着スリーブ(P-5.5又はP-8)、ブチルゴムテープ1/2重ね2回巻き、クロロプレン防食・防水テープ1/2重ね2回巻き、ビニルテープ1/2重ね2回巻き 表1:プラスチックゴム絶縁ケーブルの場合の適合リードケーブル及びスリーブ

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