蒸気用トラップ(ボイラ廻り配管)

1.トラップの選定
[(技術検討)の項を参照のこと]
2.図1のように還水管がトラップより高い位置にある場合の吹上げ高さに注意する。
表1:トラップの吹上高さ|ただし最大吹上げ高さは5mとする。なお、凍結の恐れのある場合は吹上げは使用しない。
3.一般的なトラップ廻りの配管を図2に示す。
1)サーモスタティック式トラップを管末トラップとして用いる場合は、冷却レッグ(約1.2m以上)を設ける。(冷却レッグは保温しない)
2)ダートポケットを設け、バルブ止めとする。
3)トラップ装置の組立て及び修理のためフランジを使用する。
4.蒸気側に制御弁がある場合は、トラップの差圧がとれないことがあるので注意する。
5.トラップ内蔵ストレーナは目詰りによる能力低下が頻繁になり、清掃点検が多くなる旨を客先に申し入れること。
図1:還水管が上にある場合のトラップ装置
図2 還水管が下にある場合のトラップ装置

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