円弧コマンドで、コントロールバーの[半径]入力ボックスに半径を入力し、[3点指示]にチェックを入れ、円周の1点目から3点目までの位置を指示することで、円(円弧)を作図します。

- メニューバーから「作図」を選択し、続いて[円弧]コマンドを選択します。
- または、ツールバーの[ 〇 ](円弧コマンド)を選択します。
- 次に、コントロールバーの[3点指示]にチェックを入れ、[半径]入力ボックスに半径を[500]と入力します。
- ここで、上の画像のように1点目と2点目を右クリックで指示しました。
- しかし、2点間の距離が指定した半径の2倍(直径)以上となる為、[計算できません]と表示されるので作図し直します。
まず、円周の1点目を右クリック

- まず、円周の1点目を右クリック(読取点)で指示します。
- 次に、円周の2点目を右クリック(読取点)で指示すると、半径500mmの円が仮表示されます。
- 作図したい方向にマウスを動かして、3点目をクリックします。
1点目と2点目に接する半径500mmの円

- 3点目をクリックすると、上の画像のように1点目と2点目に接する半径500mmの円が作図されます。
3点を指示した円弧を作図する場合

- 次の例として、半径を指定し、3点を指示した円弧を作図する場合は、コントロールバーの[円弧]にチェックを入れます。
- 半径を指定して3点円の作図と同じように、1点目~2点目を右クリック(読取点)で指示すると、半径500㎜の円弧が仮表示されます。
- 作図したい方向で3点目をクリックすると、指定した半径で3点位置を指示した円弧が作図できます。
円弧コマンドで、コントロールバーの[半径]入力ボックスに半径を入力し、[3点指示]にチェックを入れ、円周の1点目から3点目までの位置を指示することで、円または円弧を作図する方法は、以上のようになります。
例えば、この操作が必要な場面
- スリーブ・桝・配管・設備記号などで多用するコマンドです。
- 建築図では、各種記号・符号、意匠図などの作図。