硬質塩化ビニルダクトの補強
1.長方形ダクトの補強は、表1のアングルフランジを溶接する。 表1 ダクト補強(mm) ダクトの長辺/外部補強・硬質塩化ビニル製アングル/最大間隔 ~ 500/50×50×6/1,000〔500〕 501~1,000/60×60×7/1,000〔500〕 1,001~1,500/60×60×7/1,000〔500〕 注〔 〕内は1,960Paを超え、2,940Pa以下のもの。
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1.長方形ダクトの補強は、表1のアングルフランジを溶接する。 表1 ダクト補強(mm) ダクトの長辺/外部補強・硬質塩化ビニル製アングル/最大間隔 ~ 500/50×50×6/1,000〔500〕 501~1,000/60×60×7/1,000〔500〕 1,001~1,500/60×60×7/1,000〔500〕 注〔 〕内は1,960Paを超え、2,940Pa以下のもの。
1.接続方法には、図に示す4通りの方法がある。 図1 円形ダクト 350φ以下接続方法 図2 円形ダクト 400φ以上、長方形ダクト300以下接続方法 図3 長方形ダクト 350以上接続方法 図4 フランジ接続法(片側接着剤にて固定・ビニルホースガスケット10φ) 1)フランジ接続の場合、取りはずし必要個所に使用し、補強アングルと同じ物を溶接し接続する。
1.長方形ダクトの接続は、フランジ接合又は差し込み接合とし、フランジは表1とする。 接合用ボルト、ナットは、ステンレス鋼又は塩ビ製とする。 表1 フランジ寸方(長方形ダクト)(単位mm) 注:※ボルトの径、ピッチで( )内数値は、塩ビ製ボルトの場合とする。 2.円形ダクトの接続はフランジ接合又はTS式継手(JISK6743)とする。なお、フランジ接合のフランジ寸法は表2にする。
1.硬質塩化ビニルダクトは、内部静圧が±3kPa以内あるいは風速15m/s以下で使用する。又、ダクト内外の空気温度は40℃以下とする。 2.長方形ダクトの板厚は、内部静圧により表1とする。 表1 長方形ダクトの板厚(mm) 3.円形ダクトの板厚は表2とする。 表2 円形ダクトの板厚(mm)
1.グラスウールダクト(2) 表1:円形ダクトの施工基準 寸法:内径100φ~350φ 接続間隔:2,000mm以下 接続方法:スリップジョイント、又は突合わせジョイント※ 接続仕上:グラスウールダクト専用アルミ泊テープ 吊り間隔:最大2,000mm 寸法:内径500φ~800φ 接続間隔:2,000mm以下 接続方法: 2,000mm以上、短管ジョイント
1.矩形ダクトの施工基準 板厚:25mm 接続間隔:3,000mm以下 接続方法:スリップジョイント、又は突合わせジョイント※ 接続仕上:グラスウールダクト専用アルミ泊テープ 補強基準:サプライダクト・全圧(Pa)・長辺の長さ(m/m)における性能曲線上に表記 補強基準:リターンダクト・静圧(Pa)・長辺の長さ(m/m)における性能曲線上に表記 吊り間隔:長辺900mm未満・最大2,400mm
1.マイクロダクトシステムの資料 1)ダクト材料 表1 ダクト材料 外装材料:ガラス繊維補強貼り合わせアルミニウム箔 (JIS-H-4160) 材質:ガラス繊維 (繊維径、熱伝導率はJIS-A-9505) 重量:1.7kg/㎡ 厚さ:25mm 弾性係数:450kg/㎡ 長期負荷に対する許容応力:0.96kg/㎠ 熱伝導率:0.035w/m・K(at20℃) 最大風速:13m/s (角ダクト)、15m/s (丸ダクト) ダクト内安圧:490Pa以下 (角ダクト)、588Pa以下 (丸ダクト)
1.長辺が1,500mm以上のダクトには、リブ形補強は施さず、形鋼による縦方向の補強又はロッド補強を行う。 表1 縦方向の補強用形鋼寸法(mm) ※形鋼ステンレス鋼とする。 図1 形鋼による補強 図2 ダクトロッドによる補強