硬質塩化ビニルダクト製作仕様
1.硬質塩化ビニルダクトは、内部静圧が±3kPa以内あるいは風速15m/s以下で使用する。又、ダクト内外の空気温度は40℃以下とする。 2.長方形ダクトの板厚は、内部静圧により表1とする。 表1 長方形ダクトの板厚(mm) 3.円形ダクトの板厚は表2とする。 表2 円形ダクトの板厚(mm)
Jw_cad 機械設備施工要領書
共通工事編・衛生設備編・空調設備編に分類して、機械設備施工要領書をJw_cadでまとめています。
1.硬質塩化ビニルダクトは、内部静圧が±3kPa以内あるいは風速15m/s以下で使用する。又、ダクト内外の空気温度は40℃以下とする。 2.長方形ダクトの板厚は、内部静圧により表1とする。 表1 長方形ダクトの板厚(mm) 3.円形ダクトの板厚は表2とする。 表2 円形ダクトの板厚(mm)
1.グラスウールダクト(2) 表1:円形ダクトの施工基準 寸法:内径100φ~350φ 接続間隔:2,000mm以下 接続方法:スリップジョイント、又は突合わせジョイント※ 接続仕上:グラスウールダクト専用アルミ泊テープ 吊り間隔:最大2,000mm 寸法:内径500φ~800φ 接続間隔:2,000mm以下 接続方法: 2,000mm以上、短管ジョイント
1.矩形ダクトの施工基準 板厚:25mm 接続間隔:3,000mm以下 接続方法:スリップジョイント、又は突合わせジョイント※ 接続仕上:グラスウールダクト専用アルミ泊テープ 補強基準:サプライダクト・全圧(Pa)・長辺の長さ(m/m)における性能曲線上に表記 補強基準:リターンダクト・静圧(Pa)・長辺の長さ(m/m)における性能曲線上に表記 吊り間隔:長辺900mm未満・最大2,400mm
1.マイクロダクトシステムの資料 1)ダクト材料 表1 ダクト材料 外装材料:ガラス繊維補強貼り合わせアルミニウム箔 (JIS-H-4160) 材質:ガラス繊維 (繊維径、熱伝導率はJIS-A-9505) 重量:1.7kg/㎡ 厚さ:25mm 弾性係数:450kg/㎡ 長期負荷に対する許容応力:0.96kg/㎠ 熱伝導率:0.035w/m・K(at20℃) 最大風速:13m/s (角ダクト)、15m/s (丸ダクト) ダクト内安圧:490Pa以下 (角ダクト)、588Pa以下 (丸ダクト)
1.長辺が1,500mm以上のダクトには、リブ形補強は施さず、形鋼による縦方向の補強又はロッド補強を行う。 表1 縦方向の補強用形鋼寸法(mm) ※形鋼ステンレス鋼とする。 図1 形鋼による補強 図2 ダクトロッドによる補強
1.長方形ダクトの横方向の補強は表1とする。 表1 横方向の補強用形鋼寸法 2.長辺500mmから 1,450mmまでのダクトには、リブ形の補強をダクトの横方向に入れ、その間隔は長手方向300を原則とし、最大450とする。ただし、保温を施すダクト及びちゅう房、浴室の排気ダクトは除く。 図1 長方形ダクトのリブ形補強
1)長方形ダクトの継ぎ目は下記の通りとする。 (1) 継ぎ目は2箇所以上とする。 (2) 板厚0.8mmまではボタンパンチ、0.8mmを超えた場合はスポット溶接又はアーク溶接(TIG・MIG)とする。 (3) 溶接の場合は、必ずスパッター、スケール等を除去する。
1.長方形ダクトの接続は共板工法、メッツ工法並にフランジ接続とし、フランジ接続の場合のフランジ寸法等は表1とする。 表1 フランジ寸法等 (単位:mm) 注:形鋼はステンレス鋼とする。 2.スパイラルダクトは、差し込み継手又はフランジ接続を行う。 3.差し込み継手の板厚は表2とし、差し込み長さは60mm以上で、ビスピッチは300mm以内で最低2本とする。