共通工事編・衛生設備編・空調設備編に分類して、スリーブ工事・インサート工事・吊りボルト・配管工事・配管及び継手・配管要領・各装置組立要領・配管試験・塗装工事・防食工事・機器廻り配管・桝の取付け・排水通気金物・消火配管・土工事・地盤沈下対策・保温工事・撤去工事・ダクト材料・ダクト設備・ダクトの接続・送風機廻りダクト接続・ダクトの壁貫通・ダクトの支持方法・送風機の支持方法・ダンパの取付け・フードの製作・外部ガラリ・冷媒配管・配管の貫通・機器の耐震設置・区画貫通工事・計装工事・クリーンルーム工事・試運転調整などの施工要領をまとめています。

共通ダクト及びガラリボックスとのダクトの接続方法

1.排風機の圧力干渉・ 図1 排風機の圧力干渉・ 誤)ガラリの抵抗が大きいと互に圧力干渉が起り、風量が変わってしまう。・ 正)中間仕切を風量比で入れる。  2.共通排気ダクトの接続・ 図2 共通排気ダクトの接続・ F.D、逆流防止ダンパー(CD)を取付、各ダクトの間隔を500~1,000mmとる。

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塩ビ製角ダクトの製作(2)

1)材質:押出し板とプレス板(積層板)があるが、外観の良さ、厚肉を必要とする場合はプレス板を使用する。:JIS K 6745による硬質塩化ビニル板1種1号とし、JISマーク表示品とする。 2)継目及びアングルの溶接:溶接はすべて熱風溶接とする。:ダクトの継目の溶接は2mm~5mmφシングル溶接棒を原則使用するのがであるが、3mm~5mmφのトリップ形を使用しても良い。又、溶接部の仕上は強度低下があるので行わない。

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塩ビ製角ダクトの製作(1)

1.適用範囲:浴室や薬品の排気など、鉄板製ダクトでは腐食すると思われる場合。 :法的使用制限を受けない場合。 2.仕様及び施工法 1)溶接 図1 溶接 V形開先の形状 2)補強 図2 補強 ダクトの補強方法 断面方向の補強・気流方向の補強  フランジ接続・軟質塩化ビニル製パッキン

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煙道と煙突の接続

1)固定点:煙突と煙道の接続部に曲げ応力が加わらないよう、煙道を固定する。 2)他の処理方法:煙道の中間に伸縮継手が取付けられ、伸縮処理がなされている場合は当箇所は固定し、この方法は使用しなくても良い。 3)断熱材の固定:断熱材が剥離しないように溶接釘、ボルトまたは外部よりのバンドなどで同材の支持を堅固に行う。

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丸ダクトの接続

1)仕様:円形ダクトはスパイラルダクトとし、直管は亜鉛鉄板をスパイラル上に甲はぜかけ機械巻きしたものとする。また直管部のはぜのピッチは表によるが、はぜ折りの幅は6mm以上とする。 2)接続:スパイラルダクトの接続は差込み継手の外面に良くシーリング材を塗って両端をダクトに規定長さまで差し込み、鉄板ビスで接合したうえにダクト用テープを二重巻きとする。高速ダクトの場合はつき合わせ部をシーラにてシートする工程を加える。

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硬質塩化ビニルダクトの補強

1.長方形ダクトの補強は、表1のアングルフランジを溶接する。 表1 ダクト補強(mm)  ダクトの長辺/外部補強・硬質塩化ビニル製アングル/最大間隔  ~ 500/50×50×6/1,000〔500〕  501~1,000/60×60×7/1,000〔500〕 1,001~1,500/60×60×7/1,000〔500〕 注〔 〕内は1,960Paを超え、2,940Pa以下のもの。

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硬質塩化ビニルダクトの接続(2)

1.接続方法には、図に示す4通りの方法がある。  図1 円形ダクト 350φ以下接続方法  図2 円形ダクト 400φ以上、長方形ダクト300以下接続方法  図3 長方形ダクト 350以上接続方法  図4 フランジ接続法(片側接着剤にて固定・ビニルホースガスケット10φ)  1)フランジ接続の場合、取りはずし必要個所に使用し、補強アングルと同じ物を溶接し接続する。

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硬質塩化ビニルダクトの接続(1)

1.長方形ダクトの接続は、フランジ接合又は差し込み接合とし、フランジは表1とする。  接合用ボルト、ナットは、ステンレス鋼又は塩ビ製とする。 表1 フランジ寸方(長方形ダクト)(単位mm) 注:※ボルトの径、ピッチで(  )内数値は、塩ビ製ボルトの場合とする。 2.円形ダクトの接続はフランジ接合又はTS式継手(JISK6743)とする。なお、フランジ接合のフランジ寸法は表2にする。

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