[文字]コマンドで、「文字入力」ダイアログの文字列の途中に以下の文字(特殊文字)を入力すると、その直後の文字だけが特殊文字で指定した形式で表示されます。

- メニューバーから「作図」を選択し、続いて[文字]コマンドを選択します。
- または、ツールバーの[ 文字 ]を選択します。
- 文字入力ダイアログに文字列を入力し、途中に特殊文字(^u ^d などの記号・文字)を入力します。
半角・全角文字の上付文字

- 文字列の途中で ^u の記号を入力すると、直後の文字が半角・全角文字の上付文字になります。
- 例では m^u2 と入力し、2を上付き文字にして平方メートル記号を表示しています。
半角・全角文字の下付文字

- 文字列の途中で ^d の記号を入力すると、直後の文字が半角・全角文字の下付文字になります。
- 例では H^d2O と入力し、2を下付き文字にして H2O を表示しています。
半角・全角文字の中付文字

- 文字列の途中で ^c の記号を入力すると、直後の文字が半角・全角文字の中付文字になります。
- 例では ^cC^BL と入力し、Cを中付き文字にして中央線記号を表示しています。
半角・全角文字の中心重ね文字

- 文字列の途中で ^o の記号を入力すると、直後の文字が半角・全角文字の中心重ね文字になります。
- 例では 〇^oア と入力し、〇の中心に「ア」を重ねた記号を表示しています。
半角2文字の中心重ね文字

- 文字列の途中で ^w の記号を入力すると、直後の文字が半角2文字の中心重ね文字になります。
- 例では □^w99 と入力し、□の中心に「99」を重ねた記号を表示しています。
重ね文字

- 文字列の途中で ^b 又は ^B の記号を入力すると、直後の文字が重ね文字になります。(bとBでは重なる割合が変わる)
- 例では P^bL 、P^BL と入力し、「P」と「L」を重ねた記号(Property line 敷地境界線)を表示しています。
文字の均等縮小

- 文字列の途中で ^1~^9 の記号を入力すると、直前の文字が均等に縮小されます。(1バイトから9バイトまで縮小する値を選択)
- 例では「文字の均等縮小^3」 と入力し、文字列を均等に3バイト縮小しています。
例えば、この操作が必要な場面
- 製図全般、機器表や器具リスト・プレゼン資料などの作成。
- 特記仕様書・施工計画書・施工要領書などの作成。



