建物周辺埋設配管の地盤沈下対策(3)

1.注意事項
1)桝部納まり:桝からの取出し部の配管が、周囲の地盤沈下に伴って生じる土圧に耐えられるよう、次の要領で施工する。

図1 コンクリート桝の場合(スリーブの打込み)
・L1=フレキがつなげる長さ=150mm程度
・L2=ジョイント部を保護する長さ=L1+100mm
・スリーブ材質はVP又は鉄管とする。引抜け・ゆるみを防止する為、つばや鉄筋等の金物をつける。
・保護用コンクリート板はスリーブとフレキとのジョイント部に土圧が集中してかからぬよう、分散させる目的で設ける。大きさは、一般的に約300mm×300mm×40mmただし、接続部にかかる土圧が下からの場合は不要。
・L2の上部の埋戻しは、特に念入りに突固めを行う。

図2 改良桝の場合(スリーブの打込み)
・L1=フレキがつなげる長さ=150mm程度
・L2=ジョイント部を保護する長さ=L1+100mm
・スリーブ材質はVP又は鉄管とする。引抜け・ゆるみを防止する為、つばや鉄筋等の金物をつける。
・保護用コンクリート板はスリーブとフレキとのジョイント部に土圧が集中してかからぬよう、分散させる目的で設ける。大きさは、一般的に約300mm×300mm×40mmただし、接続部にかかる土圧が下からの場合は不要。
・L2の上部の埋戻しは、特に念入りに突固めを行う。

(1) 桝とスリーブの取合い部は、エポキシ系樹脂を使用して隙間を念入りに充填する。

■JWW-CADファイル.zip(10.02 KB)


■ダウンロードマネージャーへ

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください