冷凍機廻り配管(冷凍機)

1.蒸発器、凝縮器の配管接続部は、チューブ引抜きスペースを確保した位置でフランジ接続する。(メンテナンススペースを確保する)

2.冷水・冷却水配管用タッピング方向は、メーカーに確認する。

3.冷水・冷却水の配管重量が、冷凍機本体にかからないように配管する。

4.冷凍機出入口の冷水・冷却水配管には弁を設ける。ただし、冷凍機とポンプを結ぶ配管が短い場合は、ポンプ側の弁で兼用して良い。

5.冷水・冷却水配管に温度計を取付ける。

6.冷却水出入口には、必ず圧力計取付兼化学洗浄用タッピング(15A以上)を出来るだけ水の流れの乱れが少ない個所に設ける。

7.蒸発器・凝縮器本体附属のドレン抜きには、弁及び短管を設ける。

8.冷水・冷却水共ゴミが入る恐れがある場合には、冷凍機入口側配管にストレーナーを必要に応じて入れる。

9.電動機及び操作盤等電気機器上部には、水滴の落下をさける為に配管しない。

10.冷温水系・冷却水系共本体許容圧力は、0.78MPa(8kgf/cm2)としているメーカーが多いので、ポンプ、膨張管の位置に注意する。(図3参照)

11.本体の保護の為、温水出口には、逃し弁又は逃し管を設ける(冷温水発生機及びヒートポンプチラーユニット)

12.配管取出し口近くの床に排水桝(格子ふた付)を設けると、チューブのブラシ洗浄の際便利である。

(図1:ターボ冷凍機廻り配管|図2:冷温水同時供給形冷温水発生機|図3:ポンプ・膨張管の位置)

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