建物周辺埋設配管の地盤沈下対策(2)
1)配管の布設形態、 図1:排水管で壁面からの取出し管を桝で受ける場合、 図2:排水管で壁面からの取出し管を直接主管に接続の場合(給水・ガスも同様)、 図3:壁面からの取出し管がない場合(排水・給水・ガス)
衛生設備工事編
衛生設備工事の機械設備施工要領書をJw_cadでまとめています。
1)配管の布設形態、 図1:排水管で壁面からの取出し管を桝で受ける場合、 図2:排水管で壁面からの取出し管を直接主管に接続の場合(給水・ガスも同様)、 図3:壁面からの取出し管がない場合(排水・給水・ガス)
1)建物から第一番目の桝は躯体に確実に固定する。 2)桝(壁体についていない)やそれに接続される配管は、建物からの支持杭による沈下防止策をとってはならない。 3)予測沈下量は、10年の間に予測される累積沈下量。(※1)周辺建家の地盤沈下量を調査し、設備設計者及び建築担当者と協議する。
1)VPの場合は接合部にベルジョイントタイプの曲げに対して可とう性のある継手を使用する。(排水用) 2)鋼管の場合はハイパワー継手・OM継手(排水用)・ビクトリック継手(給水用)タイプの曲げに対して可とう性のある継手を使用する。
1)予測沈下量100mmまでの場合。 (1) 管全体が均一に地盤に接触するように(図1)管の下側等の裏込めには、粒度分布の良い砂を使用する。特にれきの含有に注意する。 (2) 石等の異物は、支持を均一にし集中応力を発生させたり、管に損傷を与えるので必ず取り除く。
1)埋戻しは、配管の水圧試験・塗装被覆等が完了した後に行う。特に固定支持等の為の現場打ちコンクリート枕等は、24時間程度大気中に置いてから埋め戻す。 2)まず砂叉はよくふるった良質の土を床付け面に100mm以上敷き詰め、平坦にしてから管の布設を行う。次に同じ材料で管の上端まで埋め戻し、管の下端に空洞が出来ないように水締めにしても良い。
1)山止め、支保工組立図及び組立て順序の例を示す。 (1) 山止め・支保工組立図の例 (2) 使用材料 (3) 組立ての順序例 ① 1,500まで機械等で素堀りを行う。 ② 矢板を打込み上段の切張りを入れる。 ③人力で掘削しながら矢板を打ちこんでいく。常に根入れは15cm以上を保つ。
(1) 根切りに際しては、土砂が崩壊したり、周囲の地盤が変形しないように適切な法付けをつけるか、山止めを設ける。根切りの場所の近くに崩壊や破損の危険がある工作物等がある場合は、十分な養生と作業に特別な注意が必要である。
1.適用範囲:車道下の配管の場合。 :排水管・給水管・ガス管等の埋設配管の場合。 :管材は鋼管・VP・ヒューム管・鋳鉄管等を使用する場合。