1.ダクトのシール
表1 ダクトのシールクラスと必要箇所
シールクラス記号別:シールの必要箇所
Nシール
①ダクト接合フランジ部のダクト折返し四隅部、② コーナー金物とフランジ部
Aシール
① 縦方向のはぜ部
Bシール
① ダクトの接合部、② コーナー金物とフランジ部
Cシール
① ダクト合わせ部のすべて、② ダクト貫通部(ボルト、リベット等すべて含む)
1)必要個所のシールの要領は下図による
図1 アングルフランジ コーナー部 Nシール
図2 コーナーボルト工法ダクト
図3 縦方向のはぜ部
図4 高圧1ダクト及び高圧2ダクト分岐部のシール要領
表2 用途及び圧力区分によるはぜとシールクラスの組合せ
低圧ダクト:① ボタンパンチはぜは
高圧ダクト:① ボタンパンチはぜは・N+Aシール、② ピッツバーグはぜは・Nシール
2.施工要領並びに注意事項
1)シール材には、接着剤・テープ・はんだ溶接等がある。一般には接着剤が用いられる。
2)表1に示したシール必要個所以外であっても、ダクト、チャンバ及びケーシングの隅部等空気漏れの生じる恐れのある個所にはシールする。
3)特記仕様書に記載がなければ、表1のシールクラスにより必要個所をシールする。
4)スパイラルダクトのロックシームは、シール条件から除外する。
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11-ダクトのシール
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