受水タンク廻り配管要領
図1 受水タンク廻り配管要領: 定水位調整弁、フレキシブルジョイント、20電磁弁、20ボールタップ、防波板又は筒、電磁弁用電極棒又は電極帯、ポンプ吸込管、オーバーフロー管など、受水タンク廻りの配管要領を図に示している。
衛生設備工事編
衛生設備工事の機械設備施工要領書をJw_cadでまとめています。
図1 受水タンク廻り配管要領: 定水位調整弁、フレキシブルジョイント、20電磁弁、20ボールタップ、防波板又は筒、電磁弁用電極棒又は電極帯、ポンプ吸込管、オーバーフロー管など、受水タンク廻りの配管要領を図に示している。
1)構成:本装置は、消防法施行規則にそって構成する。ただし、細部については所轄消防署の指導による変更がありうる。 2)ポンプの設置:ポンプの設置は耐震上、基礎に直接固定する。 3)呼水槽:減水警報は、規定水量の1/2減水で作動するよう調整する。規定水量については所轄消防署と打合わせる。
1)吐出管:ポンプ吊上げを考慮し、マンホール近くで接続を設ける。又、マンホール上部は、天井高によってA部等にフランジを設け、配管の分割を可能にしておく。なお、フランジ等は防食性能を有する材料とするか、十分な防食処理を行う。
ポンプ天端のレベルが水槽の最低水位より高い場合。フート弁の故障を修理している間の断水に対し建物機能上問題ない場合を除く。呼水が死水となる為、衛生上問題になると危惧される装置については自給式ポンプ等を採用することが望ましい。
1)配管の防振:配管の吊込みの防振材は、上階及び周囲の環境維持で特に問題視されない場合は、図1のように取付ける。 2)防振用継手:材質は、テフロン又はゴム系のものとし、直管フランジ形とする。バネ定数は、目安として50以下のものを選定する。
可とう用継手:材質はテフロンまたはゴム系のものとし、かつ予想される変位による応力を吸収できる長さによる。可等継手とタンクの取付け位置の関係は「受水タンク廻り配管要領」の項に準ずる。納まり上止むを得ず可とう継手との間に単管を入れる場合は、その単管の変位が、タンクと同じになるようタンク側から単管の支持を強固にとること。
1)床開口:床開口はフート弁の引抜きを考慮し、フート弁の最大幅より50mm以上の余裕をもたせる。 2)立上り:床開口は床面より100mm程度立ち上げ、床面の水が水槽に流入するのを防ぐ。
1)銅管 表1 吊りボルト仕様 2)鋳鉄管(排水用) 直管1本につき1個所(かつ1,200以内ごと)、異形管1個につき1個所の支持で、口径100φまで吊りボルト径M10、口径125~250φまで吊りボルト径M12とする。 3)鉛管 すべて吊り間隔1,500以内で吊りボルト径M10とする。必要に応じ、半円系の樋受けを設ける。