[文字]コマンドで、コントロールバーの[連]ボタンを左クリックすると、コントロールバーの表示が切替わり、文字列の連結、移動、切断が行えます。
![コントロールバー[連]](https://setsubit.com/wp-content/uploads/2025/06/character-151.png)
- メニューバーから「作図」を選択し、続いて[文字]コマンドを選択します。
- または、ツールバーの[ 文字 ]を選択します。
- コントロールバーの[連]ボタンを左クリックすると、コントロールバーの表示が切替わります。
文字列の後ろに文字列を連結

- 連結元にする作図済みの文字列を左クリックで指示します。
- すると、コントロールバーに[前付け]または[後付け]のボタンが追加表示されます。
- この時、[前付け][後付け]ボタンを左クリックすると、[前付け]と[後付け]を切替えられます。
- 今回は、[後付け]にします。
連結させたい文字列を左クリック

- 次に、連結させたい作図済みの文字列を左クリックします。
- すると、先の手順で指示していた連結元の文字列に、今回指示した文字列が移動して連結されます。
文字列が移動して連結

- このように、連結元とする文字列を指示し、[後付け]で他の作図済みの文字列が移動して連結されました。
連結する文字列を右クリック

- 連結元にする作図済みの文字列を左クリックで指示します。
- コントロールバーに追加表示されたボタンを[後付け]に切り替えます。
- 次に、連結させたい作図済みの文字列を右クリックします。
文字列を複写して連結

- このように、連結元とする文字列を指示し、[後付け]で他の作図済みの文字列が複写して連結されました。
3行目の文字列を移動

- 次に、行を詰めるために移動させたい3行目の文字列を左ダブルクリックします。
文字列がマウスに追従して移動

- 文字枠の仮線がマウスに追従して移動するので、移動先の位置を右クリックで指示します(※左クリックで任意点、右クリックで読取点です)。
- (コントロールバーの[基点(左下)]を左クリックすると、「文字基点設定」ダイアログが表示され、文字の基点、基点からの文字位置のずれなどを設定することもできます。)
文字列の切断

- [文字]コマンド→コントロールバー[連]の状態です。
- 作図済みの文字列を切断したい位置で右クリックすると、その位置で文字列が切断されます。(文字列の下に仮線が表示されます。)
切断した文字列を左ダブルクリック

- 次に、切断した文字列を左ダブルクリックすると、移動させることができます。
- 文字枠の仮線がマウスに追従して移動するので、移動先の位置を右クリックで指示します(※左クリックで任意点、右クリックで読取点です)。
文字列を切断して移動

- このように、文字列の一部を切断し、移動させることができました。
- ※応用操作することで、文字列の不要部分を切断し、削除して連結させることなどもできますね。
[文字]コマンドで、コントロールバーの[連]ボタンを左クリックし、コントロールバーの表示を切替え、文字列の連結、移動、切断を行う方法は、以上のようになります。
例えば、この操作が必要な場面
- スリーブの大きさや高さの記入、配管の管種や口径の記入、記号や符号、機器名の記入など。
- 仕様書や機器リストの作成など、長い文章の編集には便利です。






