保温方法(1) 温水管・膨張管・冷水管・冷温水管

表1:保温方法 ・場所・配管種類・施工箇所・材料及び施工順序・施工例 ・機械室内・温水管・膨張管・機械室・1.グラスウール保温筒 2.鉄線 3.ポリエチレンフィルム 4.原紙 5.アルミガラスクロス(施工例:図解) ・隠ぺい・温水管・膨張管・天井内、パイプシャフト、空隙壁内・1.アルミガラスクロス化粧保温筒 2.アルミガラスクロス粘着テープ(施工例:図解) ・屋外露出・膨張管・屋上・1.グラスウール保温筒 2.銅線 3.ポリエチレンフィルム 4.ステンレス鋼板(施工例:図解)

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保温材の厚さ

表1:配管・ダクトの保温材の厚さ、 温水管・膨張管:15~80A・20mm:100~150A・25mm:200~300A・40mm、 蒸気管・低圧:15~25A・20mm:32~50A・30mm:65~300A・40mm、 冷水管・冷温水管:15~25A・30mm:32~200A・40mm:250~300A・50mm、 給水管・排水管:15~80A・20mm:100~150A・25mm:200~300A・40mm、 長方形ダクト・スパイラルダクト:屋内露出(機械室、書庫、倉庫)及び隠ぺい部は25mm:屋内露出(一般居室、廊下)、屋外露出及び多湿箇所は50mm

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保温工事注意事項(2)

1)冷水及び冷温水用の露出配管で、呼び径65以上の弁、ストレーナ等は、ビス等により容易に着脱できる金属製カバー(屋外はステンレス鋼板又は溶融アルミニウム-亜鉛鉄板、屋内はカラー亜鉛鉄板)による外装を施す。 2)蒸気管及び温水管の施工種別においては(屋外暗渠内、屋外露出及び多湿箇所を除き)ポリエチレンフィルムを除く。 3)金属板仕上げの機器類は、必要により鋼枠を使用する。

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保温工事注意事項(1)

1)共同溝の保温種別は特記による。 2)建築基準法施行令第112条第20項に規定する準耐火構造の防火区画等を貫通する冷水管及び冷温水管の保温は、その貫通する部分をロックウール保温材で行う。また、冷温水のドレン管が防火区画を貫通する部分は、保温を行わず、モルタル又はロックウール保温材で充填する。 3)空調用のドレン管の保温は、排水管の項による。ただし、暗渠内(ピット内を含む。)に保温を行う場合は特記による。

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配管の保温仕様

表1:管の仕様 |管種|施工箇所|材料及び施工順序 |冷水管・冷温水管・温水管・膨張管・蒸気管|屋内露出・一般居室・廊下|1.RW又はGW保温筒、2.合成樹脂製カバー|1.保温筒、2.鉄線、3.ポリエチレンフィルム、4.合成樹脂製カバー |冷水管・冷温水管・温水管・膨張管・蒸気管|機械室・倉庫・共同溝|1.RW又はGW保温筒|1.保温筒、2.鉄線、3.ポリエチレンフィルム、4.原紙、5.アルミガラスクロス

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ダクトの保温仕様

管種|施工箇所|材料及び施工順序| 一般ダクト・長方形ダクト|屋内露出・一般居室・廊下|1.鋲、2.GW保温板、3.カラー亜鉛鉄板| 一般ダクト・長方形ダクト|屋内露出・機械室・倉庫|1.鋲、2.アルミガラスクロス化粧保温板、3.アルミガラスクロス粘着テープ| その他、スパイラルダクト、サプライチャンバー、消音チャンバー、消音エルボ、リターンチャンバーの保温仕様を表にまとめています。

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保温工事 一般事項(2)

1)屋内露出の配管及びダクトの床貫通部は、その保温材保護の為、床面より高さ150mm程度までステンレス鋼板で被覆する。蒸気管等が壁、床等を貫通する場合には、その面から25mm以内は保温を行わない。 2)冷水及び冷温水配管の吊りバンド等の支持部は、合成樹脂製の支持受けを使用する。 3)屋内露出配管の保温見切り箇所には、菊座を取付ける。 4)保温の見切り部端面は、使用する保温材及び保温目的に応じて必要な保護を行う。

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保温工事 一般事項(1)

配管類、機器類、ダクト類の保温は、所定の仕様により保温、断熱を行うものとし、施工の一般事項を下記に示す。 1)保温の厚さは、保温主材の厚さとし、外装及び補助材の厚さは含まないものとする。 2)保温材相互の間隙は出来る限り少なくし、重ね部の継目は同一線上を避けて取付ける。 3)ALGK保温筒は、接着面の汚れを十分除去後、貼り合わせる。筒の継目はアルミガラスクロスクラフトペーパ粘着テープ(100mm幅)で貼り合わせる。

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