試運転調整

1.手順(フローシート)
注:空気式の場合には、空気源の試運転調整、フラッシング、漏水テストは完了しているものとする。

2.検討事項
1)自動制御では、一連の制御系全体の機能が問題となるので、一つ一つの制御系についてに検討する。
2)自動制御は、空調システムと密接に絡むので、設備の最終的機能という観点から、総合的に検討する。
3)電気工事など他設備工事との取合上の工事区分、責任区分を今一度明確にする。
4)設定値(温室、圧力 etc)の問題点、設定値相互の関係などは、特に設計意図を把握して十分検討する。
5)多室部屋を代表サーモで制御する場合には、各室の温度のバラツキなどの問題点をよく検討する。
6)使用されている機器の性能(比例帯・動作すきま)をよく理解しておく。

3.複合調整
複合運転時に一連の制御系がうまく動くかどうかチェックする。

4.総合調整
総合試運転調整時に制御系が全体としてうまく動き、空調設備が目的とする機能を果すようにうまく、コントロールしているかをチェックし、自動制御設備の総合的な調整を行う。

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