サクションカバーの取付

1.適用範囲:清水用ポンプのサクション管で、フート弁の点検が必要な場合。
2.仕様及び施工法
図1 既製品の例(鋳鉄製)
図2 現場製作品の例
図3 ボトル止めA部詳細図
図4 さしこみB部詳細図
表1 エバラ製品の場合の適応例
3.注意事項
1)床開口:床開口径 D2 はサクション管の点検を考慮して決める。(表1は一例)
2)サクション管:水槽内に露出する鉄部は防錆塗装する。消火管以外は樹脂管を使用しても良い。
3)サクション管の長さ:引き抜きの際の上部天井との兼ねあいを考えてフランジ等による適当な長さの配管分割を可能にしておく。その場合、フランジ接合が便利である。
4)支持:サクション管の固定は、原則としてカバーに質量をかけないようにする。又サクション管の長さが大きく、運転振れが予測される場合は内部サポートを考慮する。なお、スリーブ等は交換が容易でないので、当初から材質をステンレス等の耐食性の良いものにしておくことが望ましがい。
5)気密性:臭い、虫の出入等を防ぐ為の気密性を要する場合は蓋の”a”部にパッキンを貼る。
6)その他:槽内への水の侵入防止が必要な場合は、止水の為のスリーブはツバ付とする。:フート弁は樹脂コーティング又は耐食性のものを使用する。
4.参考メーカー:荏原製作所

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