ダクト用材料並びに付属品(3)
1)ケーシング:可動羽根及びピストンレリーザからなり、ピストンレリーザより自的に閉鎖する構造で、 開放時における空気流の抵抗が少なく、防火機能の確実なものとする。ケーシング及び可動羽根の板厚並びにダンパ軸及びダンパ軸受けの材質等は、(5)に準ずる。
共通工事編・衛生設備編・空調設備編に分類して、スリーブ工事・インサート工事・吊りボルト・配管工事・配管及び継手・配管要領・各装置組立要領・配管試験・塗装工事・防食工事・機器廻り配管・桝の取付け・排水通気金物・消火配管・土工事・地盤沈下対策・保温工事・撤去工事・ダクト材料・ダクト設備・ダクトの接続・送風機廻りダクト接続・ダクトの壁貫通・ダクトの支持方法・送風機の支持方法・ダンパの取付け・フードの製作・外部ガラリ・冷媒配管・配管の貫通・機器の耐震設置・区画貫通工事・計装工事・クリーンルーム工事・試運転調整などの施工要領をまとめています。
1)ケーシング:可動羽根及びピストンレリーザからなり、ピストンレリーザより自的に閉鎖する構造で、 開放時における空気流の抵抗が少なく、防火機能の確実なものとする。ケーシング及び可動羽根の板厚並びにダンパ軸及びダンパ軸受けの材質等は、(5)に準ずる。
1)吹出口・吸込口 (1) ユニバーサル形:本体枠及び可動羽根は、JIS H 4000(アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条)またはJIS H 4100(アルミニウム及びアルミニウム合金押出形材)またはJIS G 3141(冷間圧延鋼板及び鋼帯)で本体枠の板厚は1.0mm以上とする。
(1) 亜鉛鉄板:JIS G 3302(溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯)による、一般用または建築外板用とする。 (2) ステンレス鋼板:JIS G 4304(熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯)またはJIS G4305(冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯)とする。
ダクトコーナー部のシール材は、シリコンゴム系またはニトリルゴム系を基準としたもので、ダクト材質に悪影響を与えないものとする。ダクトの継ぎ目(はぜ)のシール材はブチルゴム系、クロロプレンゴム系、変成シリコンゴム系を基材としたものとする。
1.フランジ用ガスケット 繊維系のグラスウール、ロックウール等を使用した厚さ3mm以上のものとし、飛散の恐れがなく耐久性を有したものとする。
1.ダクト用材料 1)塩化ビニル鋼板(樹脂フィルム積層鋼板) 表1 規格品・仕様 ※1 JIS G3302溶解亜鉛めっき鋼板、または同等以上の品質を有する鋼板を使用。
亜鉛鉄板は、JIS G 3302(溶融亜鉛めっき鉄板及び鋼帯(亜鉛鉄板)による一般用(SPGC)、または建築外板用(SPGA)、及びJIS G 3312(カラー亜鉛鉄板(塗装溶融亜鉛めっき鉄板及び鋼帯))による2種(SCG2)一般用(c)、または建築外板用(A)とし、JISマーク表示品とする。
適用範囲:空調用ダクトをスラブからで吊りボルトで吊る場合。W×Hが3,000×1,500まではすべて吊り間隔3,000以内で吊りボルト径M10とする。質量は長辺750まではアスペクト比1:1で計算し、751以上はアスペクト比1:2で計算している。